当院は、日本整形外科学会監修の腰痛診療ガイドライン2019改訂第2版で『慢性腰痛に対する運動療法は有効である』『慢性腰痛に対する手術療法の疼痛軽減効果は運動療法と同等』と推奨している運動療法に日々取り組んでいます。
《MSMメソッド療法》
M【モビリティ】可動性
痛みや不調の原因になっている筋肉を緩めます。
検査で硬結している部位を明らかにし、カチカチに固まった筋肉を緩め動かせるように可動性を出します。
S【スタビリティ】固定性
動かせるようになった体をよい状態で固定するためにやるのが運動療法です。
普通の運動トレーニングでは代償動作が入り、固定できません。
ボディビルダーのように筋肉がつくことが目的ではなく『正しい場所に正しい筋出力』が入ることを目的とする運動療法です。
M【ムーブメント】動作性
良い姿勢がキープできるようになったら、キープしたまま動作に変えていきます。
動くといつもの代償動作に変わってしまうとまた痛みに繋がります。
痛みに繋がる動作を改善しなければ、根本治療にはなりません。
仕事・家事・趣味
どんなことをしても痛みが出ないように『頑張っても痛くない体』をつくるのが目的となります。